【まずは至高の本選びから】電検3種の参考書おすすめ5冊をご紹介

電検3種は電気系資格の中でも特に難易度が高い資格です。

しかし、取得すれば就職や転職に有利であったり、自分のスキルアップにもなったりと、周りからの評価もかなり変わる資格です。

難しい資格だからこそ、自分に最適な参考書を選び、勉強を進めなければなりません。

今回はおすすめの参考書のご紹介と、自分に最適な参考書の見つけ方についてお話したいと思います。

いずみ

この記事を読むと、自分に合った電検3種の参考本を選べるようになります。

最適な参考書の選び方とは?

選び方なんてあるの?と思うかも知れませんが、これがとても重要です。

いざ参考書を購入しようとすると、種類が沢山ありすぎて、どれを購入すればいいのか迷いますよね。

参考書の最適な選び方は自分のレベルにあった参考書であること、自分の知りたいことが書かれてあり目的を達成できると感じる本を選ぶことです。

例えば、電気にめちゃめちゃ詳しい人が分かりやすい参考書のランキングを付けていたとします。

しかし、そのランキングはあくまで電気に詳しい人目線でのランキングです。

初心者の人にとっては実はレベルが高く、1位の参考書を読んでもあまり理解できない可能性があります。

つまり、ランキングというのは付ける人の目線(学習レベル)によって変化します。

そのため、自分にとって最適(1位)の参考書とは、誰かがつけたランキングではなく、自分のレベルに合っているものが最適な参考書となります。

このことを踏まえて、どんなレベルの人におすすめか、どんな目的がある人におすすめかということに注目して参考書をご紹介します。

おすすめの参考書をご紹介!

何冊か読んだ参考書の中で初心者の方と上級者の方におすすめな参考書をご紹介します。

中級者向けの参考書をなぜ省いたかというと、中級者のレベルは幅が広く個人差が大きいと判断したからです。

もう一つの理由はどっちつかずのレベルであることから、内容がぼんやりとしている印象を受けたためです。

以上のことを踏まえて参考書をご紹介します!

ユーキャンの電検3種独学シリーズ

1冊目はユーキャンの電検3種独学シリーズです。

 
 

この参考書の特徴は過去の出題傾向から厳選した過去問問題集が100問が付いているところです。

解答には解き方の手順などの解説もあります。

また、用語や現象の説明も丁寧にされてあり、区切りごとに例題や理解度チェックの問題などもあります。

さらに理論には数学の基本的な計算の仕方の解説もあり、三角関数・対数・平方根などが苦手な方にもおすすめです。

イラストも多く読みやすい印象があり初心者の方にとてもおすすめです。

残念なのはこのシリーズには法規がないため、法規について勉強したい場合は別途参考書を購入する必要があります。

参考書を探す手間が増えてしまいますが、法規に関してはほぼ暗記の分野となるため、他の参考書でも十分だと思いました。

↓以下が参考書のリンクになります。↓

石橋先生のこれから学ぼうシリーズ

2冊目は石橋先生のこれから学ぼうシリーズです。

この参考書の特徴はとにかく初心者目線の内容となっているところです。

用語や現象の説明もきちんと解説してあります。イラストも多く読みやすい印象です。

また、区切りごとに初心者の方がしそうな質問に対して答えるような形で解説もあるため、初心者の方にとてもおすすめです。

例題、理解度テェック問題や練習問題もあります。

少し残念なのは練習問題の量があまり多くないため、問題慣れしたい方にはあまりおすすめできません。

このシリーズは4科目全ての種類があります。

↓以下が参考書のリンクになります。↓

やさしく学ぶ電検3種シリーズ

3冊目はやさしく学ぶ電検3種シリーズです。

この参考書の特徴は初心者向けの内容となっており、オーム社が出版しているところです。

オーム社とは、電気系の教科書や教材などを数多く出版している会社です。

電気系の本と言えばオーム社というようなイメージがあるため、ブランド力と安心感があります。

この本は私も一番読んでいたシリーズの本です。

参考書の内容としては、用語や現象の説明がされてあり、イラストも多く読みやすいです。

しかし、先程紹介した2冊の参考書程はかみ砕いた説明はしていない印象があります。

例題や練習問題もあり、解説もわかりやい内容となっています。

うん、これはもはや教科書だな。という感じです。

このシリーズも4科目全ての種類があります。

↓以下が参考書のリンクになります。↓

完全マスター電検3種受験テキストシリーズ

4冊目は完全マスター電検3種受験テキストシリーズです。

この参考書の特徴は上級者向けであり、4科目+電気数学の5種類があるところです。

用語や現象などの説明がありますが、ある程度の電気系知識がないと内容を理解するのが難しいです。

しかし、かみ砕いた解説を押さえている分、幅広い範囲の内容をポイントを押さえて勉強したい方におすすめです。

また、電気数学の参考書では、電検3種習得に必要な数学の分野をピックアップしてあり、数学の基本を学ぶことができます。

分数、小数、平方根、虚数、方程式、微分、積分、ラジアン、関数などを何の計算をする時に使用するのかなども解説されています。

電気数学に関しては数学の参考書なので、初心者や上級者に関係なく数学が苦手な方におすすめです

このシリーズもオーム社が出版しています。

↓以下が参考書のリンクになります。↓

電検3種の最強講義シリーズ

5冊目は電検3種の最強講義シリーズです。

この参考書の特徴は過去に出題された計算問題をひたすら解説していく内容となっているところです。

過去に出題された計算問題を例題のように手順を追って解説していきます。

最初から最後のページまでずっと計算問題を解いています。

もはや過去問が参考書になっているようなイメージです。

そのため、用語や現象などの解説はないため、問題に慣れたい方や上級者の方におすすめの参考書です。

少し残念なのは理論と電力の種類しかないため、複雑な計算がある機械については学ぶことができない点です。

しかし、理論と電力だけでも計算問題に慣れることは大きな自信に繋がると思います。

↓以下が参考書のリンクになります。↓

まとめ

以上、今回は電検3種習得に必要な参考書の選び方と、初心者・上級者の方におすすめな参考書のご紹介でした。

ちなみに私は参考書については電子書籍派です。

4科目分の参考書を持ち歩くのは大変なため、Kindle版などの電子書籍であれば、スマホやタブレットでどこでも勉強することができ、持ち歩きも楽になり便利です。

どの参考書で勉強をするかで結果は大きく変わることになります。

参考書を購入する際には是非、自分のレベルにあっているか、目的を達成することはできるかという点を検討してみてください。

皆様の合格をお祈りしています。

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いずみ
電気について勉強を始めて12年。その内9年は変電所や発電所に関わる仕事を経験し、現在も目に見えない危険な電気と戦う毎日を過ごしている。電気について気楽に学べる場所があればいいなと思い、第一線の現場で得た電気系知識、経験などを発信しています。