【最強のわかりやすさ】電気とは何か?わかりやすく解説!

私達の生活は電気で動くものでありふれています。

家電やゲーム、iPhone、最近は電気だけで動く電気自動車もよく耳にします。

「今月は電気代が高いな~!」と感じた時にそもそも電気って何だろう、「私達は何にお金を毎月払っているんだ?」と思いませんか?

今回は電気とはどのようなものなのか、簡単に解説をしていきます。

いずみ

この記事を読むと、電気の概要について理解できます。



そもそも電気とは何なのか?

初めに結論をいうと,電子の移動する現象が電気と言われています。

どんな物質も全て原子(目に見えない程小さな粒)でできており、原子の周囲を回っているものが電子です。

電子は摩擦等のエネルギーを受けると他の物質に移動します。

そして電子はマイナスのエネルギーを持っているため電子を無くした物質はプラス、受け取った物質はマイナスのエネルギーを持つことになります。

この電子の移動を電流(単位:Aアンペア)といい、電流の勢い、強さを電圧(単位:Vボルト)といいます。

電気の強さを決めるのは電圧となるため、基本的にはボルト単位で電気の強弱を表現します。例:100Vなど

電気の種類について

実は電気というのは2つの種類があります。

直流(DC)、交流(AC)と呼ばれるものです。直流は電気の向き、大きさが常に一定のものです。

プラスであればずっとプラス、マイナスであればずっとマイナスの電気を流します。

大きさもー100Vであればずっとー100Vです。交流は電気の向き、大きさが常に変化するものです。

向きについては1秒間に50、60回プラスとマイナスを交互に繰り返します。

大きさは100Vであればマイナス100V、0、プラス100Vまたマイナス100Vと何度も変化し続けます。一体何が楽しくてこんなに繰り返すのか、、、

ちなみに直流は感電すると感電した部位が電気から離れなくなります。0にならず、常に一定だからです。

交流は0になる瞬間があるため、体を離すことができます。

私はそこまでして電気と仲良くなりたいとは思わないので絶対に触りたくないですね、、、笑 

なので直流の方がある意味危険です。

私達は普段、直流と交流をどう使い分けているのか?


私達の周囲の機器は直流、交流のメリット、デメリットを考慮し様々な使い分けがされています。

交流は家のコンセントに使われています。

発電所から家のコンセントまで送り届けるために変圧(電圧を変える)し高い電圧で送ることでロスを少なくできます。

直流は安定した電源が使えるため家電、iPhone等の機器に使われています。

コンセントに繋ぎ使用したり、充電したりしますが、中で交流から直流に変換して使用されています。また、蓄電できるため乾電池も直流です。

まとめ

電気というのは電子の移動によって引き起こされる現象をまとめたもので、電気の強さは電圧(ボルトV)です。

この電気現象を利用して何かを高速で動かしたり、熱を発生させて温めたりすることで私達の生活を支えています。
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電子の移動がなぜこのような電気エネルギーを生むのか、、それはこの世界を作った神のみぞ知ります。

電気業界は今後も需要が増える業界だと思います。電気について気になっていた方は是非参考にしてみて下さい。

ちなみに、私たちが生活をする上で知っていると便利な電気の基本知識は、他にも多く存在します。

以下の記事では、知っていると便利な電気の知識について解説をしていますので、あわせて是非読んでみてください。

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いずみ
電気について勉強を始めて12年。その内9年は変電所や発電所に関わる仕事を経験し、現在も目に見えない危険な電気と戦う毎日を過ごしている。電気について気楽に学べる場所があればいいなと思い、第一線の現場で得た電気系知識、経験などを発信しています。